2006年から2014年まで韓国の成均館大学と共同でおこなった生活習慣病に関する疫学調査において、食物摂取頻度調査票を利用しました。 海外との研究においても、そのままデータの活用ができ、大量のデータを処理する必要がある疫学調査には大変有用なツールだと感じました。
サービス概要
お客様 | 神戸朝日病院 医療情報部 さま |
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ご購入サービス | 「食物摂取頻度調査票(FFQ)」読み取りと計算結果の出力作業の請負 |
導入の効果
生活習慣病に関する疫学調査に利用
2006年から2014年まで韓国の成均館(そんぎゅんかん)大学と協同でおこなった生活習慣病に関する疫学調査において、この調査票を利用しました。
韓国に居住する韓国人、日本に居住する韓国人、日本人、中国に居住する韓国人、中国人について生活習慣病の発生を比較検討する研究で、日本では在日韓国人、日本人合わせて約1000人について8年間追跡調査(生活習慣質問票と健康診断)を実施しました。
生活習慣を比較する上で、どんな食事をどれくらいの量、どれくらいの頻度で食べているかということは、大切な比較項目となります。
実際に、この研究に参加された被検者の方の多くから、マークシート質問票の記入に時間がかかり大変だったとの感想を伺いましたが、各個人に食物摂取頻度調査の解析結果をお渡しできるので、「食事の偏りに気がついた」「自分の食生活を見直すきっかけになった」と結果的には、調査票の評価につながりました。
海外との研究にそのままデータ活用
また、解析結果は、研究用データベースとして、CSVファイルで受け取ることができたため、海外との研究においても、そのままデータの活用ができ、大量のデータを処理する必要がある疫学調査には大変有用なツールだと感じました。
担当からお客様へ
神戸朝日病院様には長きに渡り、弊社の『食物摂取頻度調査票』をご利用いただきまして誠にありがとうございました。
海外の大学との共同研究との事にございましたが、解析データの共有等もスムーズに進み、ご研究の成果として2本の論文が海外の雑誌に掲載されたと伺い、お役立ちいただけましたこと、スタッフ一同大変喜んでおります。
ご研究用のデータベース構築に加え、ご協力をいただきました被験者の皆様より「食事の偏りに気づいた」、「自らの食生活を見直すきっかけとなった」というご意見もいただき、こちらもお役に立てました事、幸いにございます。
今後も皆さまのお役に立てるよう、全力を尽くす所存です。
この度は誠にありがとうございました。