インタビュー日:2011年5月

東京都 私立K大学(女子大学) 教育研究支援センター さま

東京都 私立K大学(女子大学) 教育研究支援センター さま

本学では、『授業自己評価』という呼称で、授業における学生自身の達成度・満足度を知ることに重きを置いて取り組んでいます。 教員と学生が主体となる授業評価を実施することで、大学教育の質を上げる取り組みを行なっています。

導入の経緯

ダイレクトメール、『トレンド報告書』がきっかけでした

半年に1回、貴社から送られてくるダイレクトメール『トレンド報告書』を拝見し、授業アンケートの外部委託にどれくらいのコストがかかるのか、お問合わせしてみました。
こちらが希望する授業アンケートの形態に合っていたので、教育ソフトウェアさんにお願いすることにしました。

導入の効果

仕事も速く、熱心に取り組んでいただき、その後の作業がとても楽になりました

迅速かつ丁寧で、とても良くしていただいています。
こちらの要望にも、毎度柔軟に対応していただいていて、満足しています。
授業アンケートに関しては、実施準備から集計まで、安心して全てお任せしています。

現状の取り組み

本学では、『授業自己評価』という呼称で、授業における学生自身の達成度・満足度を知ることに重きを置いて取り組んでいます

授業における学生自身の達成度・満足度を知り、学生と教員が相互に授業を振り返り、自己評価をすることでより良い授業を実現しようという取り組みです。

従来の、教員主体の授業評価アンケートから、教員と学生の両者が主体となる授業評価アンケートを実施することで、大学教育の質を上げる取り組みを行なっています。

未来への取り組み

FDは個別教員の努力から、全学的な実践に変わる必要があると思います

授業アンケートでは、学生自身がその授業で刺激を受け、学ぶことの喜び、楽しさを得たのか、学ぶ意欲を獲得できたのかということを把握することが大切だと考えています。
現在の学期末の最終授業でアンケートをとる形態から、毎時間アンケートをとるといった、アンケート自体の形も変化させていく必要があるかもしれません。
しかしながら、一方では「大学教育力向上に関する調査」の結果にも記載があるように、3~4年前と比べて、われわれ私立大学は、FD・授業評価力向上の分野そのものは重要であると考える反面、「授業評価」そのものへの行き詰まり感、閉塞感があることも事実です。

大学全体としての目に見える成果を出しにくいこともあり、授業評価の大幅な見直しが加速するかもしれません。

担当からお客様へ

教育研究支援センターさまとは、2007年度よりお付き合いをさせていただいており、今年で5年目になります。
長年ご愛顧及び、ご指導をいただきまして心より感謝申し上げます。

教育研究支援センターさまは、とても熱心にFD活動を展開されており、私たちもいろいろな情報をご教授いただき、大変お世話になっております。
ありがとうございます。

授業アンケートにおける学生のポートフォリオにもいち早く関心を示されており、評価方法を含め、今後益々完成度が増していくものと期待いたします。

5年という節目を迎えましたので、これまでの5年間の総括も含めた経年変化による分析と、今後のフィードバックの仕方を含めより良いご提案ができるよう、尽力させていただきます。

この度は、貴重なお時間をいただきインタビューにご協力くださいまして誠にありがとうございました。